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前回の記事で、エジプト旅行5日目の午前中に行った、エジプト考古学博物館について書いているので見てみてください!
エジプト考古学博物館のあとに国立エジプト文明博物館という、王達のミイラが展示されている比較的新しい博物館に行きました。ここを訪れたのは2回目です。
国立エジプト文明博物館
国立エジプト文明博物館とは、通称NMCE(National Museum Of Egyptian Civilizationの略)と呼ばれる、エジプトのオールドカイロのフスタート地区にある新めの近代的な博物館です。
ここには、超高画質な映像でエジプトの王族の壁画などを見ることができたり、この博物館の一番の見どころである有名なラムセス2世のミイラやハトシェプスト女王などの王のミイラが展示されているヤバい博物館です。
ここに来るのは2回目だけど、ミイラ室の写真を撮ることが禁止されているため、脳裏に焼き付けたくてこの博物館が出来てからエジプトに行く時は必ずここを訪れます。その他の展示物は、古代エジプトの先王朝時代から現代のイスラム教に至るまでのものがワンフロアに展示してあるので展示物自体は少なめです。
とりあえず展示物を見る前に、博物館の中に入ってマットと記念撮影📸

超高画質の映像で見れるエジプト文明
博物館の大きな展示室に入ったらすぐに中央に大きなスクリーンがあって、そこを見るとこのような高画質の映像が流れています。(写真の画質を落としとるのでちょっと荒いかも)

エジプトの壁画とか芸術的なのが主に好きな私は大歓喜🧡
1枚目は職人のお墓の壁画で、第20王朝の作業隊隊長であるインヘルカウのお墓の壁画の映像です。
神聖な木であるイシェドの下でヘリオポリス(下エジプトの都市)の猫がアポピス(蛇)をやっつけている図。彼のお墓はとても壁画が美しくて、死者の書や門の書などが描かれています。
実際に行ったことはないのですが、必ず今後訪れたいところです。

2枚目は、第20王朝のラムセス6世のお墓の天井の壁画です。彼の時代には王権が弱体化していたのもあってか、あまり情報がないです。
彼のお墓はもともと先王であるラムセス5世のために作られたものでした。ラムセス6世がそれを拡張して自分のミイラもそこに一時はミイラを収めたのかもしれんけど、そのお墓からはミイラが見つかっていません。
彼のミイラは、第18王朝のアメンヘテプ2世のお墓から見つかりました。
この天井の壁画には、昼の書と夜の書が描かれていて、神と同一視された王の再生、太陽円盤の創造とそれの繰り返しについて描かれています。この写真の場面は昼の書で、太陽神が船に乗っている様子(上の方)です。

こちらも、カルトゥーシュから見るにラムセス6世の即位名と思われるものが描かれているのでラムセス6世のお墓の壁画と思われます。
他にも色々見れるので訪れた際は是非眺めてみてみてください☺️
ここからは個人的な意見も含めて説明も書いていくのでお手柔らかに、、💁🏻
ナカダ文化の土器
ここは、展示物は少ないけど時代が古い順に展示してあります。まずは先王朝時代のものから。

エジプト考古学博物館にもGEMにもあったけど、これは先王朝時代のナカダ文化の土器です。やっぱりデザインが可愛い。これは展示物だけど多分転がって変なところにあったのを撮りました。割れずに済んでよかった。
ナカダ文化について詳しく書いてある本がほしいし、、
女性と幼児の像
この像は、第18王朝(新王国時代)のものです。

説明文には、女性と子供たちというタイトルで母親にとって子供がいかに地位の高い存在だったかというのを表している的なことが書かれとったけど、個人的にはイシス女神の像じゃね?と思うけど違うんかな、、手前のヒエログリフが読めんけなんとも言えず。
古代のロープ
これは古代に使われていたロープです。

今となんも変わらん見た目でしっかりした作りなのが本当にすごい。ロープって何千年経ってもこんなに残るもんなんじゃと感動しました。
書記であるメンナという人のお墓には、ロープを使っている様子が壁画に描かれとるけど、農耕の時に主にこのようなロープを使用したんだと思います。
多分これ、今使っても全然使える気がする。
カー王の石碑
これは、第1王朝(初期王朝時代)最後の王であるカア王の名前の石碑です。

この石碑は、彼がアビドスのお墓の前にいくつか建てた石碑とうちの一つです。彼のホルス名がセレク(王名枠)の中に描かれています。
王の守護神でもあるホルス(セレクの上に描かれとる)と結びつけて、エジプトの王位継承者であることを示しています。
王家の紋章
王になると、王の象徴となるものを制服として身につけて、王室の行事などでもこれらを使用しました。

左下にある金色のものがネケクというもので、脱穀の時に使われる唐竿がこれの原型です。これは下エジプトの象徴で、オシリス神や王がこれを手に持った姿がよく見られます。
ここにはないけどヘカという先端が丸く曲がった杖も同時に手に持っています。これは、上エジプトの象徴です。
右下の青いトンカチみたいなのは、ウアスというセト神や、アメン神などの神様がよく手に持っている支配の象徴である杖のようなものです。上のトンカチの先端部分に当たるところにはセト神の顔が描かれていることが多いです。
後ろに左右に並んでいるカラフルなものが、ジェド柱というオシリスの背骨を表すもので、安定や復活、持続などの意味があるものです。
これを見ると私はネフェルタリのお墓の壁画しか頭に思い浮かばん、、(笑)
そして下に左右にある鍵のような、エジプトではよく見るアンクという生命を表すもので、護符(お守り)であり、死者を守るためにミイラとともに埋葬されました。
古代の計測道具
これは、第19王朝(新王国時代)の測定器具で、壁と地面との垂直方向の位置関係を測定するためのものです。


この三角のは、水準器で、角度を測るために使われました。
私も仕事で測定器具は色々使うけど、今は電子で一瞬で角度も重さも測れるし、この時代の作業ってかなり一つ一つの作業に時間がかかったんじゃないかなあと思う。
古代の筆
こちらは古代で使われていた筆です。

これも今となんら見た目が変わらず。手作り感満載の筆だけど色もしっかり残っとって感動、、、🥹
使ってみたい。
トトメス3世の像
トトメス3世についてはこちらの記事で書いているのであわせて読んでみてください!

この像は、第18王朝(新王国時代)の黒花崗岩で作られたトトメス3世の像で、カルナック神殿で見つかりました。

肩が凛々しい。背後が美しい。

顔はやっぱりハトシェプスト女王感満載。(個人の意見です)
センネジェムの埋葬室の扉
これは、第19王朝(新王国時代)の職人だったセンネジェムの埋葬室の扉と、手前にあるのがセネトというボードゲームです。

センネジェムとは、セティ1世とラムセス2世の治世に生きた人物で、お墓もラムセス時代の特徴がよく見られます。
彼のお墓は未盗掘で発見され、お墓の内部の壁画や副葬品がとても豪華でした。この扉は、お墓の埋葬室につながる入り口を塞いでいたものです。
上に描かれているのがセンネジェムと妻のイイネフェルティで、2人がセネトをしている様子が描かれています。
動画も撮ったので是非見てみてください🎥
私はまだデイル・エル=メディーナという場所にある職人や貴族たちのお墓を訪れたことがなく、本でしか見たことないしずっと行きたいと思いよるのになかなか行けず、、😢
時間とお金ができた時には必ず行きたいと思ってます。
まだNMECについての記事は続きますが一旦ここで終わり。次の記事で続きを書いていきます🖤
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