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今回はエジプト旅行3日目で訪れた古代の墓地(ネクロポリス)である、サッカラについての記事を書いていきます。
前回の記事で、3日目に観光したメンフィスについて書いているのでそちらも是非見てみてください。
サッカラ博物館
エジプト旅行でずっとここに来れる日を待ち望んでました。今までは日程的に無理でなかなか来るタイミングがなかったけど、今回はどうしてもここに行きたくて4回目にしてついにサッカラ博物館を日程に組み込むことができました。

本当にテンション上がりまくりだったけど、観光客が0人。本当にありえん状況に目を疑った。
いやまあ観光客少ない時期だしなあ、、と考えながらもこんなに素晴らしい博物館にスタッフしかおらんとは。
サッカラも、日本のツアーで組まれることはほとんどない気がします。だとしても海外の方もおられず。
とはいえ、貸切で博物館を堪能できるので良し。
基本的に私は自分の目で、これがここに?!を、確認したい傾向にあるのでこの博物館に行きたくてしかたなかったけど、実際にここに来るまでは色々調べたりを我慢してました。
ネチェリケトの像(足のみ)
博物館に入った瞬間、目の前にあったのがこのネチェリケトの足だけの像。

今まで、カイロ考古学博物館に展示されとるエジプト文明史上最古と言われている等身大の王像であるネチェリケトの像しか見たことがなく、これを見た時誰もおらんでよかった。興奮しすぎて静かに叫びました。
足だけだけど、しっかりとセレク(王名枠)の中にホルス名のネチェリケトと書かれています。
ちなみにカイロ考古学博物館にある像の足元にはセレクの中ではないけど、同じホルス名でネチェリケトと書いてあります。ネチェリケトという名前は、黄金のホルス名、上下エジプト王名、ニ女神名全てで使われています。
ネチェリケト王とは、第3王朝2代目(古王国時代)の王で、別名をジェセル王と言います。どっちかというと今はジェセル王の方で名前が知れ渡っているかも?ちなみに、ジェセルという名前は彼の死後1000年以上経ってから使われるようになった名前です。
彼は、サッカラにエジプト最古のピラミッドを建てたことで有名です。このピラミッドはもともと高さが8mのマスタバ(アラビア語でベンチという意味)墓だったものを、途中で宰相のイムホテプが計画を変更し、今の高さ60m、6段の階段ピラミッドを完成させました。
ネチェリケトはピラミッドを作るだけでなく、エジプト全土を網羅するかの如く広い範囲を統治していて、約18年間の統治期間でした。
私はこの王が、古代エジプト文明史上一番好きです。理由はなんとなくです。(笑)
コブラの帯状装飾
サッカラの階段ピラミッドの付近に行くとこのコブラたちを目にします。
今はピラミッドの周りには残ってないけど、当時は城壁のような壁に囲まれていました。その壁の上の方におったのがこのコブラたち。

シワみたいなのとか、細かいところまでしっかり作られとる。これがまた本当に可愛い。
実際、こんな感じで装飾されていたという図↓

今も一部、サッカラのピラミッドの城壁的な壁にこのようなコブラが残っているところがあります。
セヌウのマスク
私はこの実物を、本物を見てあまりに感動して泣きそうになりました。

このセヌウのマスクは、私がエジプトを好きになったきっかけを作ってくださった(個人的にそう思ってます)、吉村作治隊長率いる早稲田大学古代エジプト調査隊が、2005年にダハシュール北で発掘された未盗掘の貴族?将軍?のお墓から見つかったものです。
本当に美しい。レプリカは見たことあるけど本物を見れたのは、それだけで今回もエジプトに来た甲斐があったなと。写真ではわかりにくいけどまじで青が美しすぎる。
このマスクを目の前にして感動のため息の連発。まじか、、えぐいな、、やばすぎると独り言。ここでもまた、一人でよかったなあと。そして本当に感動すると語彙力って皆無になるなあと(笑)
約2,700年前の身だしなみ整え用品

③が、木製のくし(紀元前664〜332)で、今から約2,700〜2,350年ぐらい前のもの。④が銅製の鏡と木製の取手で、③と同じ時代のもの。⑤は象牙の棒と木製の蓮の花の形をした容器でこれもまた同じ時代のものです。
昔はこれも一つ一つ全部手作りなのに見た目が全部オシャレ。自分も、誰に見せるもんでもない普段から使うものをもう少しオシャレにしていくべきかと考えさせられる。(笑)
ダチョウの形の容器
こんなようなものはツタンカーメンのお墓からも大量に見つかっています。

石灰岩で作られたこの容器はサイズ違いで作られています。
たしかこの形の容器は弁当箱って聞いた記憶あるけど、普通に考えて石を持ち歩くの無理じゃね?ということで普通に家で食べ物の保存などに使われとったのかなあと思います。
アジアンチックな頭部の像
なんかこれを見てアジアすぎん?顔。ってなって思わず写真撮った。

たしか、この人の名前とかがなかったけ説明文とか読まずに写真だけ撮りました。
階段ピラミッドの中のファイアンス製のタイル
私がこのサッカラ博物館に来た一番の理由が、このファイアンス製のタイルを見るためでした。

博物館内は結構狭くて、そこまで展示品が置いてあるわけじゃないしこのファイアンスの壁が目に入ってきてしかたなかった、、。けどここの目の前に来るまでは絶対見ずに館内を散策してようやくここの目の前に。

ファイアンスとは、青と緑が混ざったターコイズカラーのような艶感のある陶器のことです。ヨーロッパで中世以降に作られたファイアンスという名の陶器に似ていたため、そこからファイアンスという名前がエジプト文明の遺跡やメソポタミア文明の遺跡から見つかる青いような緑のような陶器に名付けられました。
この写真のタイルは階段ピラミッドの地下で見つかりました。壁一面に埋め込まれたファイアンスのタイルの通路がピラミッドの地下から見つかるって、都市伝説みたいな話だけどガチなのがえぐい、、。

ちなみに、階段ピラミッドの地下からは約36,000枚ほどのファイアンスのタイルが見つかっています。一部がいろんな国や、日本、カイロ考古学博物館などに展示されています。
この色は私が大好きな色だし、ジェセル王って私の好みわかっとるなあ、、と言いたいところだけど、この色は生命の色として使われているので4,500年以上後に生まれた私はなんの関係もない。悔しい。(笑)
エドフを訪れるネフェリケトのレリーフ
タイルの間にはこのようなレリーフがあります。

ネフェリケトが、エジプトのエドフという地域を訪れている様子のレリーフです。左右の囲いの部分には王の名前も繰り返し彫られています。
30分もこの博物館に滞在してなかったような気がするのに、書きたいことが多すぎる。
サッカラ博物館については次の記事でも引き続き書いていこうと思います🙈💫
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