前回の続きで、観光3日目の午後からカイロのダウンタウンとザマーレク地区に行きました。
目の前に有名なタハリール広場がある、ダウンタウンにあるエジプト考古学博物館とザマーレク地区にあるカイロの象徴の一つとも言えるカイロタワーに行きました。
《第3回》エジプト考古学博物館
エジプト考古学博物館には、初めてエジプトに行った時、次に一人で行った時とそれまでに2回行ったことがあり、今回の旅行でも当たり前に訪れました。

何度目の前にしても建物自体が美しすぎる博物館。
1回目からこの時からこの時までほとんど展示物は変わってません。
だけど、この時がツタンカーメンの副葬品などかなりの数の展示物がGEMに移動される前の、私が見る最後のエジプト考古学博物館での展示でした。
エジプト考古学博物館について記事は過去に書いているので、以下のページから見れるので是非✨
ナルメル王の化粧パレット
私がここに来るのは3回目だけど、入り口を入ってまず最初に見るのはいつもこのナルメル王の化粧パレット。

こちらの記事で詳しく書いていますが、改めてどんなものか説明しておきます。
この化粧パレットには、初期王朝時代の第1王朝(B.C.3000〜2890年頃)の王であるナルメル王が、上エジプト(エジプトの南側の地域)の象徴である白冠を被った姿と、下エジプト(エジプトの北側のデルタ地帯)の象徴である赤冠を被った姿が描かれています。
これは、王が上下エジプトを統一したという意味があります。
一番上の段の左右に描かれているのが、人間の頭を持った雌牛で表されるバト女神です。
真ん中には白冠を被った王が捕虜を掴んでいる様子が描かれています。
これが、裏側になります。
表側はこちら。

こちらも上部には2体のバト女神。
その下の段には赤冠を被った王の姿。
真ん中にいるキリンのように長い首を持ったライオンは、エジプトではない外国からの影響を受けたデザインだとされています。
真ん中の丸になった部分で、鉱物をすりつぶして化粧パレットとして使用された可能性があります。
一番下の段には雄牛が城壁をぶち壊しとる様子と、その下に捕虜もいます。これは、王が敵を打ち負かす姿を表現しているそうです。
ぱっと見じゃあ、この謎の生物はなんなんだ?と思うような不思議なものが描かれとるものも、よく見れて知れば物語になっとるのが本当に面白い。
ナルメル王のお墓がアビドスにあるとされとるし、いつかそこを訪れてみたい、、。
クフ王の小像
そして時代は変わり、古王国時代のお宝ゾーンへ。

こちらは、言わずと知れたクフ王の子像です。
クフ王は古王国時代の第4王朝の王で、ダハシュールなどに複数のピラミッドを建てたスネフェル王とクフ王の大ピラミッドのそばにお墓があるヘテプヘレス1世の息子です。
この像は、アビドスにあるオシリス神殿から見つかったもので、7.5cmの象牙製の像です。
あれほど巨大なピラミッドを建てたわりに、まだクフ王のものとされる像は4体しか発見されていません。クフ王、、かもしれん、、か?みたいな像はあったりするけど確定ではない、、。
本当に不思議というか、それ以前の王のピラミッドも等身大の像とかも残っとるのに1番大きいピラミッドを建てたクフ王のものってほとんどないんじゃろ。当たり前の疑問を当たり前のように考えてしまう。

記念に写真も撮ってもらいました✨
この像の小ささが際立つ。
奥にはカフラー王の像はもあります。
メンカウラー王の三体像
メンカウラー王も古王国時代の第4王朝の王で、カフラー王とカメレルネブティ1世の息子です。
そして、ギザの三大ピラミッドの中で1番最後にピラミッドを作った人物です。

こちらの三体像が、本当に美しすぎる。
2026年(6月)に行った時はこの像が一つしかなくて少し寂しい展示室でした。
この像は硬砂岩製で、真ん中にメンカウラーとその左右に女神たちがいます。
現在、この三体像が4点発見されていて、この時3点ここにあったことが、見れたことが、奇跡と言っても過言ではない。
ツタンカーメン王の黄金の玉座
こちらは、言わずもがななんだけど新王国時代の第18王朝の王であるツタンカーメン王の黄金の玉座です。

この玉座の芸術性の高さといい、煌びやかさといい、背もたれの夫婦の仲睦まじさといい、全てが完璧である。
こんなにも美しい玉座や、他にも5,000点を超える副葬品が見つかったにも関わらず異端の王である彼の父親のおかげで、アビドスの王名表からこの一族の名前が消されたのはあまりにも有名。
この時日差しがちょうどこの玉座に当たって半端なく光り輝きすぎとった、、。
若すぎる歳で亡くなったけど、ツタンカーメンの生涯が辛いものじゃなくて幸せに終われたならいいなあと思う。
エジプトの死生観でいうと、ツタンカーメンの魂はエジプトを飛び回っとる気がする。
ファイアンス製のカバの像
こちらは私が大好きなファイアンス製のカバの像✨
本気で可愛い。

なんであなたはそんなに可愛いんですか、、
ファイアンス製のカバってエジプトですごい見つかるけど全部可愛いんよ。可愛いしか出てこん。
こんなにも可愛く作るのに、エジプト文明においてカバの存在って結構害悪というか凶暴な猛獣というリアルな立ち位置で壁画に描かれたりします。
そのため、この可愛らしいカバの像も来世でこのような凶暴な生き物から身を守るためのお守りとしてお墓に入れられた可能性ありです。
真実はよくわかってません。
ちなみに、今日本のエジプト展でこーたファイアンス製のカバのステッカーを携帯に貼り付けてます🦛

アメンホテプ3世とティイ王妃の夫婦像
こちらは、エジプト考古学博物館のある意味象徴的な像です。

アメンホテプ3世については、こちらの記事の目次からメムノンの巨像を見てもらうと少し詳しく書いているので是非↓
この写真は、夫婦像の前に夫婦と思われる2人がおって、思わず撮ってしまったやつ。
なんていい写真が撮れたんだ、、と自画自賛と、勝手に2人の夫婦に感謝。
そんなこんなで、3回目のエジプト考古学博物館の見学も終了。ここで見る一部の最後の展示物たちは再び約4年後にGEMでお目にかかることになります、、
最後に、エントランスの展示物の動画をどうぞ🎥
博物館のカフェでトルココーヒーを嗜む
この旅行から、トルココーヒーにハマってしまった女は、博物館のカフェでもトルココーヒーをしばきます。

トルココーヒーってまじで日本じゃ岡山でしか出会ったことなくて、なかなか飲めるもんじゃないし、やっぱ新しいものに次から次に出会わせてくれるエジプトって好き。(笑)

博物館を出た時にも写真を一枚✨
約1時間半の滞在で、まだまだ見切れんかったものもあるけどマットを待たせとるという申し訳なさから急足で見てしまった、、😩
カイロタワーへ🗼
エジプト考古学博物館の次は、2度目のカイロタワーへ✨
この旅行の前のエジプト旅行でもカイロタワーには行ったけど、もう一回エジプトの街を上から見たくて予定に入れました。

カイロタワーの高さは187mで、1961年製です。
タワーのエントランス部中央に大きく、現代のエジプト国家の象徴であるサラディンの鷲がいます。

中に入ると、中間あたりにカフェもあります。
そこで少しブレイクタイム。

とんでもなくメニューが豊富です✨🥤
今はコーヒーが好きだけど当時はあんまりコーヒーを飲む習慣もなかったので、、

ジュースにしました🍹
何にしたんだっけな?忘れたけど美味しかった記憶はある。
ここはタバコも吸えるしカイロの街が一望できるし神スポット。
ただ、この時はコロナ禍だったので一応常にマスクを持ってました。
最上階へ
はい。4年ぶりに最上階にやってきました。

古代エジプトも好きだけど、やっぱりエジプトって耳に入る音とか臭いとか空気感とか全てひっくるめて故郷みたいと思ってしまう。

悠々と流れるナイル川。その周りにしきりなく聳え立つ建物。ここに住む人たち。それを上から眺めて見えるもの全てから幸せが湧いてくる、、。
時間的に夕方(15時50分頃)だったのもあって、完全に気持ちがリラックスモードになって黄昏の極みだった。
動画もありますが、高所からなのでご注意を⚠️

夕陽に照らされたカイロの街並みが美しすぎた。

ここでも写真を撮ってもらいました。
しかし。私は高所恐怖症なので実をゆうとありえんぐらい足がすくんでいたという、、。

上から見るとエジプトで大人気のスポーツであるサッカーのためのサッカーコートが大量に見受けられる。
ホテルに帰還
昼ごはんも食べずに朝から夕方まで観光して、疲れたかと思いきや、ルーフトップに行ってピラミッドを見ながら黄昏る時間がスタート。

ルーフトップにおると、夜ご飯をマットが持ってきてくれました。
なんとも私が大好きそうな重ためのジャンキーなフード✨

どらもこれも美味しすぎるんじゃ!!

カマ吉おった。エジプトのカマ吉って、エジプトカラーなんだと知る。人間だけじゃなくて、虫とか動物もその場に順応するんだと改めて思う。
ということで3日目の旅行完結💫
4日目は、なんとマットが体調を崩してしまって観光はお預け。だけどなんとも素晴らしいものをホテルから見ることができました💓
これに関しては次回の記事で。✏️
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