この時期は前回の記事の続きです!
エジプト旅行5日目には、人生で初めてとなるアレクサンドリアに行きました。
それまでエジプトには2回行ったけど、ツアーでもアレクサンドリアにはなかなか行かんし、距離もあるし個人で行かんと一生行かれんな、、と思って、思い切ってアレクサンドリアを予定に入れました✨
この日の朝は早く、8時30分には出発したと思います。私は準備に2時間かかるし、朝食もあったので5時30分には起きました。

この日、12月3日で気温は6時で12℃。この日の最低気温で、ギザの天気は曇りでした。
エジプトにおると、曇りはあるけど雨の心配なんかほとんどせんで良くてほんと最高。
アレクサンドリアに向けて出発
人生で初めて行くアレクサンドリア。
実際に見てみたいと思う歴史的建造物などが結構あったので、この日は起きた瞬間から楽しみが半端なかった✨
そして、車に乗り込み出発。
ギザを少し離れると、曇りどころか雲ひとつない快晴で、これまた最高☀️
ギザのピラミッド辺りからアレクサンドリアの最初の観光地までは、車で約2時間半かかりました。

長旅が始まる前に、サークルKに寄ります。
サークルKはアメリカ発祥のコンビニで、世界的なコンビニでもあります。エジプトにも当然のようにありました🏪

私は水を持っとったし、とくに買うもんもないので車の中で待機。
するとマットがグァバジュースを買ってきてくれました。しかもトロピカーナ。日本でもよくトロピカーナのオレンジジュースは飲むけど、グァバジュースは初めて見ました。

ジュースを飲みながら、窓を開けてしっかりとアレクサンドリアまでの街の風景をガン見し続けました。
アレクサンドリアの街並みの動画も撮ったので是非🎥↓
10時52分。そろそろ目的地に着くと言ったところでの写真。

ギザやカイロで見る風景とはあんまり差がないものの、なんとなくだけどヨーロッパに近づいたような空気感。
街の色も車もカイロ以上にカラフルになったような気がする。しかも、路面電車も走ってました。これには驚いた😳
約2時間半の道のりを走った末、ようやく最初の目的地に到着しました。
アレクサンドリアにあるカタコンベ(地下墓地)
最初に来たのは、アレクサンドリアのカタコンベ(地下墓地)です。
私がアレクサンドリアで行きたいと思った場所の一つで、初めてここに来れたことは感動の極みでした。
このアレクサンドリアのカタコンベは、エジプト文明の一番最後の王朝であるプトレマイオス朝(B.C.305〜30年)からローマ支配時代を合わせた時代である、グレゴ・ローマン時代の地下墓地です。
もはやエジプト文明のものではない。って感じだけど、墓地の内部に入ると時代の移り変わりみたいなのが目で見てわかるような、面白いものが見れました。
まずは入る前に付近に置いてあったものから。

あなたは誰ですか??
正直、第3中間期の第23王朝からの勉強をほとんどしたことがなくて、いまいちよくわかってないままここに来たいと思ったので全く詳しくない、、。
だけど明らかにヨーロッパの顔です!て感じではある。いや、普通にメドューサか?
ちなみにメドューサとは、ギリシア神話に出てくる見たものを全て石に変える怪物です。
目が虚で、満月のようにまんまるなお顔。なんか怖い。

これは、赤色花崗岩製の円形噴水です。
ローマ時代のもので、宮殿の広場や庭園の装飾のために置かれていました。
カタコンベの内部に潜入
中に入る前からローマ時代のものに圧倒されまくり。ここはエジプトなのに。
地下墓地への入り口付近(上)から動画も撮ったので是非。作りがやっぱり古代エジプトとは全く違って、これはこれで興味深いです。
そして念願の内部にやっとこさ入ります。
螺旋状の階段を下に下って行きます。

この地下墓地のお墓の作りを忘れてしまったけど、まず最初に見えたのがこの光景だったと思います。
なんだかローマ時代の遺跡の中に古代エジプトのような彫刻が、、!!
そう。私がここに来たかった理由は、ローマ時代と古代エジプトの融合的な、なんちゃって古代エジプトみたいなものが見たくてここに来ました。

古代エジプトの遺跡もだけどこの、工具を使って削りましたみたいな跡が人間味があって好きなんよなあ。
ローマ時代の混合柱
なんと、ここにはローマ時代の混合柱もあります。

柱といえばカルナック神殿のものが有名。こちらの記事でも書いてますが、比較のためここにも写真を載せておきます↓

こちらがカルナック神殿のパピルス柱です。
ローマ時代のものと比べると凹凸がなく、色と模様と丁寧で抜かり無い美しさで勝負しとるって感じ。それに比べてローマ時代のものは少し丸みがあって色もなく、柔らかい感じ。
時代が2,000年ぐらい離れとるし、異国の支配が始まったにも関わらず古代エジプトの伝統的なものをここに受け継いでくれたのはすげー嬉しい。
メドューサの彫刻
マットに、これはメドューサ。と説明されました。メドューサとか当然誰でもは名前知っとるはずだけど名前以外の何も知らん。
この時代のマニアなら知っとって当然の話が私には全くわからん。

とにかく目がなんか怖い。
そりゃ見たものを石に変えるほどの目だもんなあ。
てかなんで怪物と言われるメドューサをお墓に彫るんじゃろう?って疑問が普通に湧いてくる。
のちにわかった答えは、お墓の中のメドューサの存在は悪い意味でそこに彫られるのではなく、彼女の持つ目の力がお墓の魔除けになっているとのこと。
レリーフ①

そしてそして。ここにも古代エジプト風の壁画がっ✨
ローマ時代の壁画の様式ってすごい立体感あるよな、、。
左側には誰かわからんけど、上下エジプトを征服した生きた王のような人物。
真ん中には聖牛アピス。古代エジプト文明では最後の方によく出てきます。
右側には羽を広げたハトホル女神がいます。ちなみにハトホル女神は、のちにギリシャ神話に出てくるアフロディーテと同一視されます。
古代エジプトのものではないとはいえ、古代エジプト文明を感じられると共に、ローマ時代の文化が入ってきたんだなあと思わせられる場所。

反転したバージョンもありました。
レリーフ②
そしてなんと、古代エジプトの他の神々がしっかりと描かれた壁画もありました。

これはミイラづくりの最中で、左側にホルス神、真ん中にアヌビス神とライオンのデザインのベッドで横たわる死者、右側にはトト神?が描かれています。
この記事は、カイロ〜天使たちの暮らす街〜アレキサンドリア~カタコンベ内部へ~というブログの記事を参考に書いているのですが、読んでいくとたしかに、、と思う部分が、、。(記事のURLを載せても記事に飛べないためタイトルを表記しています。)
たしかに、なんでじゃろ?って思うけどどんだけ探しても答えが見つからず(笑)
レリーフ③

うっすらと描かれたミイラづくりの様子の壁画もありました。
下の段は、なんかみたことあるけどなにかわからん。すごい有名な何かなのはわかるんだけど専門外の極みすぎて、、😭
グレゴ・ローマン時代のアヌビス神

こちらはローマ時代Ver.アヌビス神。
なんかウエストやばそうなお腹周り。がっちり体型なのは古代エジプトでもそうだけど、なんかちょっと肉肉しくて嫌だな(笑)
埋葬室
地下墓地ということで故人を埋葬する場所がもちろんあります。
なんかカプセルホテルみたいな感じ、、。

この中の遺体は全部出されたのか?それとも保護のためにどこかに展示されとるのか?わからん。

天井も結構低かった気がする。本当に何も無い空虚な場所。静かだし。
お墓としてはいいんかもしれん。
埋葬室の動画も少し撮ったので見てみてください↓
他にも埋葬室があって、墓地感満載。

なんと煉瓦造りという近代的?な部分も。
馬の骨
ここには、人間の埋葬だけではなく馬の骨も埋葬?展示?してありました。

古代エジプトでは馬はおったけど、ミイラにされたというのは聞いたことがない。馬のミイラとかあるんじゃろうか、、。
カタコンベのメイン部分
そして、最初に見た場所に戻ります。

完全にエジプト文明ではないけど、なんかすごい頑張ってエジプト文明のデザインとか様式とか文化をリスペクトして見習って作ったお墓という感じ。
左右対称な感じとか、柱とか上部の有翼の太陽円盤とか、コブラの上に太陽円盤の代わりに、ここはローマらしくメドゥーサがおったり。
え、てかよく見るとウラエウスまでおる。

マジで面白い。に尽きる。
謎のライトアップスペース
なんかライトアップされとったけどこのスペースは何ですか?のスペース。↓

なんか見たことあるような、、。
あ、ルクソール神殿の奥の方にあった、キリスト教徒のためのなんかしらのとこに似とる!!
それが、これ。↓

なんか、たまたま撮っとったけど、普通に似とるってだけのスペースかも。
ここで見るものが全部新鮮で、全然このグレゴ・ローマン時代に詳しくなくてもエジプト文明を少し知っとれば、ここにくると色々と考えさせられるものがあります。

最後にミイラづくりの壁画の前で写真を撮ってもらいました。
『ローマ×古代エジプト×2022年を生きる日本人の融合』の完成。
地上への螺旋階段
内部をしっかりと見学して、螺旋階段をのぼって地上に上がります。

この螺旋階段でも最後撮影したのでみてみてください✨
時間をかけてここに来て、本当に大正解でした。
今まで古代エジプト文明の始まりから最盛期辺りまでの本を主に読んできたけど、その時代の先にこんなにも興味深い残されたものもあるということを自分の目で直接見て改めて知ることができました。
文化が融合された時代のものが存在することにはちゃんと意味があるはずだし、これからはちょっとづつこの時代のことについての本も読んでみようかなあと思った次第である。
カタコンベについては以上ですが、アレクサンドリア編はまだまだ続きます✨
それでは次回の記事で🇪🇬
参考にしたブログの記事:カイロ〜天使たちの暮らす街〜アレキサンドリア~カタコンベ内部へ~
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